2021-02-25 第204回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
その中で、大臣、二〇一〇年にZFN、TALEN、CRISPR―Cas9、これはノーベル賞候補とも言われましたね、こういった手法を中心としたゲノム編集と呼ばれる高効率に遺伝子を改変する技術が登場したわけです。これは、従来の遺伝子工学、遺伝子治療と比較して適用範囲が広いものですから、大きく大きく変わってしまったわけであります。
その中で、大臣、二〇一〇年にZFN、TALEN、CRISPR―Cas9、これはノーベル賞候補とも言われましたね、こういった手法を中心としたゲノム編集と呼ばれる高効率に遺伝子を改変する技術が登場したわけです。これは、従来の遺伝子工学、遺伝子治療と比較して適用範囲が広いものですから、大きく大きく変わってしまったわけであります。
しかし、実際、大臣御存じのとおり、二〇一五年に前述のCRISPR―Cas9を使った世界初のヒト受精卵の遺伝子操作が中国で行われたこと、かなりこれは国際的な波紋になりましたですね。こういった技術が実用化すると、やはり人の尊厳という問題が重要になります。つまり、現場の研究者としては、安全性、生命倫理の適切な配慮が当然必要になります。
○吉田(統)分科員 じゃ、ちょっと役所の方からお願いしたいんですが、さっき私が述べたCRISPR―Cas9というのは、まさにその中でも特に最新の技術の一つなんですが、どうですか、私の今の問いに関して役所の方から御答弁いただけるようであれば、しっかりと御答弁をお願いしたいんですが。
これ、二〇一七年の農水省の資料にあります、TALEN又はCRISPR―Cas9という技術を使った大豆、米、小麦、マッシュルーム、トウモロコシのほか、CRISPR―Casを使ったトマト、TALENを使った芋やアルファルファなどもアメリカ農務省USDAのホームページでは確認することができます。
先ほど言っていたCRISPR―Cas9なんかは、確かにもういろんなところにもう安い値段で、特に研究開発だと行っていますし、私も今CSTIを担当させていただいておりますので、先生方とはもういろいろと意見交換もさせていただいています。 このゲノム編集技術に関しては、その医療に係る法律は厚生労働省、そして基礎研究に係る法令は文部科学省なんです。
CRISPR—Cas9というものが出てきて、簡単に切れちゃうんです。しかし、そのオフターゲット、いわゆる標的としていないところも影響が出てくることが、これは分かっております。ですから、これが商業的に何か利用されるようなことがあっては、これは大変です。
○岡本(充)委員 その資料を三ページ目に私はつけたんですけれども、平成二十七年四月に中国の大学で、ゲノム編集技術、CRISPR—Cas9を使った研究が行われて、血液の疾患に関する遺伝子の改変を試みて、結果として遺伝子の改変を確認できた、こういう話であります。 これから先、こうした技術を用いて、では次は臨床だという話が他国で起こらないとも限らないわけでありますね。
例えば、ゲノム編集とか、先ほど言いましたCRISPR—Cas9、いろいろ特許の係争が起こっておりますが、日本は、我が国は随分おくれたな、そういう感覚が私にはあります。 これからは、多様性を持った組織や人物が活躍する時代になると思います。
ゲノム解析、CRISPR—Cas9とか、そういった応用をされているんですが、新たな科学技術の革新については、これを適時適切に把握して、医療や保健などの分野の施策に応用していくことが、国民のより健康で安全な暮らしを実現していくために非常に重要なことであると私も考えております。
この蚊のいわゆる染色体さらにはゲノム等々の編集技術を使った遺伝子ドライブと呼ばれる技術を使って、蚊の雌になる機能を破壊させて、野生種と交雑を起こしたとき雄しか生まれてこない、次の世代、そのまた次の世代がゲノム編集のCRISPR・Cas9遺伝子を組み込んで、世代を超えて雌になる機能を破壊していくというのが、実はもう既に研究が進められています。雌は生まれてこない。